「人はどうやって言語を学ぶのか」というテーマで横浜保育教育専門学校で講義をしました。
横浜保育教育専門学校で、児童英語教育について講義をしました。イベントや発表会で教室を貸してくださったり、学生がボランティアに来てくれたりと、日頃からお世話になっている学校です。

今や、保育士にも英語が求められる時代です。インターナショナルスクールでの保育実習もあると聞きました。
ここの学生の魅力は、発言することに対して抵抗がないことです。20代は人間関係に敏感な年頃ですが、ここではどの意見も尊重されるという安心感が共有されています。こちらの問いかけに対して、まるで旧知の間柄のようにナチュラルに意見を述べてくれます。
今回のテーマは、
『人はどうやって言語を学ぶのか』
壮大なテーマですが、身近な体験〜今回は私が昔、スペインで体験したことから考えてもらいました。
現地でタクシーに乗った時の話です。
タクシーの運転手に話しかけられましたが、スペイン語は分かりません。何度も「すみません、解りません」と英語で言いましたが、タクシーの運転手は諦めず何度も同じ言葉を繰り返します。
ここで運転手の言っていることを理解するための要素がいくつかあります。まず彼の笑顔です。おそらく、良いことを言ってくれているのだろうと推測できます。
運転手は車の外を指差しました。それで状況が理解できます。街にはクリスマスのイルミネーションが輝いています。「メリークリスマス?」という言葉が思い浮かびますが、その日は12月31日です。しばらく混乱していましたが、頭の奥から、とある知識が顔を出しました。
そうか!「あけましておめでとう」なのだと気がつきました。
¡Feliz Año Nuevo!
言語とは、単なる言葉のやり取りではありません。
表情やジェスチャー、そして「新年はめでたい」という世界に共通する感覚。新年には挨拶を交わすという文化。さらにこの場合は、西洋ではクリスマスの飾りをエピファニー(東方の3博士がお祝いに訪れた日)の1月6日まで残すという背景知識があって、初めて理解できることです。
このように言語を理解するには、実にさまざまな要素が関わっています。
彼らの洞察力が何より優れていたのは、「分かり合おうとして、何度も話しかけてくれた運転手の気持ちが嬉しい」という視点があったことです。
言語は、単に単語や文法を覚えて要件を済ませるツールではなく、人と人とが「分かり合おうとする」感情の上に成り立っています。彼らの中に、すでにその感覚が息づいているのを知ることができて、講義後は清々しい帰り道になりました。

横浜保育教育専門学校に関する投稿
※2026年度より学校名が、横浜保育教育専門学校に変更されております。
Children’s English Centreのイベント等 2026/5/23更新


/
早割のお申込みは6/28まで
\




/
イベントは終了しました
\








チルドレンズ・イングリッシュ・センターとは
NPO法人チルドレンズ・イングリッシュ・センター(CEC)は、
「全ての小学生にリアルな英語教育を」を目指してるボランティア団体です。
会員になると授業料無料でCEC運営の英語スクールに参加できます。
他にも数々のイベントを通じて小学生の英語教育を支援しています。
【免除あり】必要な児童には会費・参加費無料の制度もありますので、遠慮なくお問合せください。


























コメント