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英語の絵本は英語だけじゃない〜育児のヒントも満載

Hello! CECのセクです。もうすぐ春休み(あるいはもう春休み?)ですね。

CECでも先日、修了式が行われました。CECのモットーは「自立した学習者になる」ことです。皆さんもそうだと思うのですが、先生に教えられたことより自分の力で学んだことの方が身についていませんか。CECも子ども達を一生伴走して行くわけにはいかないので、学年も後半になると勉強の仕方を重点に教えていきます。

このブログでは・・・

このブログでは子ども達の自主的な学習をサポートするために、またご家庭でなんとかお金をかけずに英語を教えたいと思っている保護者の方々のために、誰でも簡単に楽しく英語を学んでいく方法をお伝えしていこうと思っています。

目次

最強の英語リーディング教材〜「オックスフォード・リーディング・ツリー」

第一回目は、CECスクールでも使っているオックスフォード・リーディング・ツリー(ORT)について書きたいと思います。これはイギリスで教科書としても採用されているシリーズで、キッパーという5歳の男の子とその家族のお話です。キッパーのシリーズは文字のない絵だけのStage1からStage9までの一冊読み切り(一部例外あり)の短いストーリーで、最後に愉快なオチがあるのが子ども達の心を惹きつけます。

オックスフォード・リーディング・ツリー・シリーズ

Naughty Children

今日はその中から”Naughty Children”というお話を紹介します。これを読むと英語だけではなく、大人の子どもに対する接し方についてもいろいろと考えさせられます。

ある日、キッパーの家に2人の子どもが遊びにやってきます。2人とも家に入るなり、家具やカーテンによじ登ったり、花壇を踏み散らかしたりで相当ヤンチャです。

さて突然ですがここで問題です。このストーリーはどういうエンディングを迎えるでしょうか。子ども向けのお話ですから、この2人が悪い子のままで終わるはずがありません。おそらく何らかの出来事があって、いい子になっていくのが物語の定石というものでしょう。そうです、この本もそんな風に話が進んでいきます。でも彼らを変えるきっかけが、ほとんどの日本人の予想を裏切ると思うのです。物語の途中で一旦ページをめくるのをやめて、自分ならどうするか考えてみてください。

最後には、違った角度から自身を振り返って、ふっと肩の力が抜けるはずです。また身近にいる保護者の方々とこの本について語り合うのもいいと思います。子育てについて考える良いトピックになるのではないでしょうか。

Naughty Childrenの動画について

Naughty Childrenの本

https://www.amazon.co.jp/Oxford-Reading-Tree-Patterned-Children/dp/019848156X/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&crid=UTJ95UNDAF2X&keywords=oxford+reading+tree+naughty+children&qid=1648106510&sprefix=oxford+reading+tree+naughty+children%2Caps%2C200&sr=8-1

動画の見方

英語で読み聞かせをしてくれる人がいない場合、YouTubeは本当にありがたい存在です。本のタイトルにORTと付け加えて検索すると大抵の本が出てきます。完璧にヒヤリングできなくても大丈夫です。英語に触れる機会を設けるというか、生活の中に自然に英語がある環境を作ることが目的です。絵を見ながら何となくストーリーが追えれば十分です。ときに子どもは、絵の中に面白いものを見つけたり、登場人物の表情を面白がったりと英語に関係のないことに反応しますが、大人もいっしょにそれを楽しんでほしいと思います。教え込もうすると子どもは素早くそれを察知して逃げていきます。とにかく気楽に、親子のひとときを楽しむことを第一にしてください。

教材としての使い方

小さなお子さんには読み聞かせをしてみてください。以下に知識として知っているといい「英語のポイント」と「練習のポイント」を書きますが、無理に教えなくても大丈夫です。読み聞かせる大人が、下記(太字)1と2を踏まえて練習してから読んであげてください。もちろん前述したように動画をいっしょに見るだけでも構いません。ただ練習すると大人も上達しますし、自然に家庭に、英語環境が生まれてきます。お子さんに意欲があれば、1と2に気をつけて練習をみてあげてください。

”Naughty Children”〜英語のポイント

climb は「のぼる」ですが、山にのぼるだけではなくソファにのぼったりするときにも使えます。ケンブリッジ辞典によると、 飛行機が空に向かって飛んでいく時も climb を使っています。

Cambridge Dictionary

先生

英語を覚える場合、特に基本的な単語に関していうと、日本語で覚えるのではなく文脈からその単語の持つイメージを頭に描くようにしてください。climb を「のぼる」と文字で覚えてしまうと climb down (降りる)などの表現が自然には出てこなくなります。

何かの上でジャンプしているときは jump on、どこかからジャンプして降りるときは jump off です。塾のCMでもやっていましたが on は「接触」off は その接触から離れるときに使います。文中の

They climbed on the net.

は、ネットにくっついて登っているので on です。また、

They jumped off the wall.

は、壁からジャンプして離れたので off です。

on や off、up(上方向) や down (下方向)なども、この言葉の動きや方向のイメージを持つことが大切です。

”Naughty Children”〜練習のポイント

何より大事なのは、

1、文単位で理解すること

です。単語一つ一つを覚えようとしてはいけません。まるっと文章ごと理解してください。そしてストーリーを楽しんだ後にやってほしいのは、

2、自分で声に出して読む

ことです。この「声に出す」効果の大きさをもっと知ってもらいたいと思います。英語の話し相手が少ない日本では、何とかして自分で声に出すように工夫しないとスピーキングの練習をする機会がありません。机に座ってやる必要はなく、歩きながら、トイレの中で、どこでもできます。ぜひ声に出して練習してください。その際は自分が聞いた通り、できだけそっくりそのまま真似してください。*発音の重要性はまたどこかで書きます。

<ここからは保護者のご判断でお願いします>

お子さんの読んでいる姿をYouTubeやその他SNSにアップするとお子さんも喜び、モチベーションも上がります。上達の様子もアーカイブできて、お子さんの成長記録にもなります。ご家族だけの限定公開にして楽しむようにするといいと思います。ただSNSには多くの危険も潜んでいますので、事前にお子さんと正しい使い方をしっかりと確認し、大人の管理の下にお願いします。

DQ World~ITリテラシーを学べるサイト

https://www.dqworld.net/lang:ja/#!/landing

では今日はこの辺で。今日も英語、楽しんでくださいね!
Good luck!

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この記事を書いた人

英語を楽しめるヒントの情報発信をしています。

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